山中湖
山中湖 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(引用編集) 山中湖 1975年 1975年の航空写真(国土交通省、国土画像情報より作成) 所在地 山梨県南都留郡山中湖村 位置 山中湖の位置(日本内)山中湖 北緯35度25分0秒 東経138度52分30秒座標: 北緯35度25分0秒 東経138度52分30秒 面積 6.57[1] km2 周囲長 13.87[2] km 最大水深 13.3[2] m 平均水深 - m 貯水量 0.06392[3] km3 水面の標高 980.5[2] m 成因 堰止湖 淡水・汽水 淡水 透明度 8.0 m プロジェクト 地形 テンプレートを表示 山中湖(やまなかこ)は、山梨県南都留郡山中湖村にある淡水湖。富士五湖のひとつ。 面積は6.57km2あり、富士五湖の中で最大の面積を持つ。また、湖面の標高は富士五湖の中では最も高い位置にあり、日本全体でも第3位。逆に水深は富士五湖の中で最も浅い 13.3m。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。山中湖村は山中湖を囲むように位置する。 形が牛に似ているので、別名は臥牛湖である[4]。 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている。 地勢[編集] 富士北麓に点在する富士五湖の中では最も東に位置する。山中湖は相模川の源流である。なお、相模川は山梨県では桂川(かつらがわ)と呼ばれている。また、山中湖は富士五湖で唯一 天然の流出河川を持った湖でもある。湖面の形は北を上にして見ると鯨の形に似ている。 湖面標高が高く、また水深が浅いことから、厳寒期には全面結氷することもあり、近年では2006年(平成18年)1月10日にほぼ全面の結氷が確認された。砂嘴の「みさき」(通称大間々岬)で区切られる部分を平野湾処(ひらのわんど)と呼ぶ。 湖の南側中央部湖岸付近の湖底に、『タカヒク』と呼ばれる起伏に富む場所があり[5]、これには火口説や溶岩説がある[6]。 富士山から見た山中湖 手前の草地は北富士演習場 山中湖からの逆さ富士 相模川(桂川)の山中湖流出口。奥が湖側 湖東側の鉄砲木ノ頭(明神山)から望む 地史など[編集] 延暦大噴火により流出した溶岩流のひとつである鷹丸尾(檜丸尾第二)溶岩(噴...